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断片的、あまりに断片的な

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金沢珍・貧旅行記Ⅳ

 【ユースホステルに1泊した、そのつづきです】
6時ちょっと前に起き、ぼーっとしながら出発の準備を整え、タクシー会社にユースホステルまで来てくれるよう電話を入れる。まだ誰も起きていないので、われわれがユースホステルの入口のドアを開け、入口に挟まった新聞をフロントに置く。愉快な管理人さんとはもうちょっとお話したかったんだけれど、やむをえない。ちょっとした手紙を置いてユースホステルを6:20分に出発し、金沢駅へ(タクシー代:1人700円程)。
帰りは「青春18切符」で鈍行の旅をすることが旅行3日前くらいに決定し、そこからあたふたと切符の手配を始めた。青春18切符は5回(人)分パックのみの販売だが、mixiで青春18切符関連のコミュニティを覗いたら、2回(人)分あまってしまった券を譲りたいという方がちょうどいらして、とびつく。旅行前日に新宿で受け渡し。譲って下さった方(ジャニーズおっかけの主婦)の新宿までの交通費込で2人分5000円(「青春18切符」って何歳までなの?と何人かに聞かれた。確かに妙な、というか買うのを一瞬躊躇してしまうようなネーミング。年齢制限はありません、みんな永遠に青春野郎ってことですよ)。

7時ちょっと前にJR北陸線「黒部」行きの電車に乗り込む。爆酔。途中駅の「富山」でムクリと起き、車内からホームの写真をパシャリ。富山県出身の知人にメールで送る。富山駅でドヤドヤと乗ってきた高校生に、その知人の若かりし頃の姿を見て、ニヤリとしつつまた寝る。

8:30に「黒部」着。さびれたホームで15分ほど待ち、「糸魚川」駅行きの電車に乗り込む。
 
9:30頃「糸魚川」に着く。ここでは1時間以上待ち時間があったので、ちょっと遅い朝ごはん(「18切符」は途中下車可)。どうせなら美味しいもの食べたいのだけれど、時間がちょっと早くお店が開いていなかったので、しょうがなく駅弁。
駅弁食してもまだ時間があったので、翡翠の街、糸魚川をぶらつく。潮の香に誘われて、日本海を臨める展望台へと。この日東京は台風に見舞われるということだったが、日本海は晴れ。空を眺めながら「(台風なんか)くるわけないじゃない」と、今、ここにいる場所も忘れて天気予報をバカにする。
展望台に行く途中に、誰が用意したのか知らないが、「思い出ノート」なるものがあり、訪れたものがおのおのの想いを書き綴っている。卑猥な文章やいたずら書きもあるが、旅先かつ日本海を前にしたこともあって(?)ナルシスティック、悲劇のヒーロー/ヒロイン系の文章も目立つ。上掲が最も印象に残ったもの。嘘かホントかという、その曖昧さ、そのわからなさ加減に興奮する、のである(また、字がイイ)。

10:50頃「糸魚川」を出発。一両編成の大糸線で長野県の「南小谷」に向う。最初は「長野の車窓から」ってことで、風景を楽しんでいた。窓にススキがバシバシ当たってくる。しかし、満腹っていうこともあって、また寝る、とっても深い眠りに。
11:40頃「南小谷」到着。例によって写真をパシャパシャしてから、「松本」行きの電車に乗って一息ついていると・・・。「
んー・・・え~・・・あっ財布がない!!」

えらいこっちゃえらいこっちゃ、ということで、今乗ってきた電車に戻り、座っていた座席を調べるがナイ。駅員さんに落し物が届いているか尋ねてみてもナイ、と言う。そうこうしているうちに「松本」行き発車とのアナウンス、どうすればいいかわからずも、取りあえず「松本」行きに乗ってしまう。連れはさすがに大呆れ。「松本」まで2時間の旅だったのだが、興奮してしまい眠れないし、本も読めないし、ずっと悶々とする。とりあえずクレジットカードだけ電話をしてとめてもらうも、しきりに「私は人間を信じる」などと、「らしく」ないヒューマンゼリフを念仏のように繰り返す。「ねぇ、あんたも信じるでしょォォ」と連れの首根っこを掴みながら。
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