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断片的、あまりに断片的な

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金沢珍・貧旅行記Ⅰ

当初は、友人が最近住み出した名古屋近辺に出向いてみようと考えていた。だが、「金沢21世紀美術館」に行ってきたという知人から、「ウミちゃん好みの美術館だと思うよ」などと言われ、金沢行きを考え出した。金沢の大学に行った小学校からの友人が、「遊びにおいでよ~」と4年間言い続けていたのに、1回も出向かなかったのだが。
9月4日の深夜12:00に、東京駅前から夜行バスに乗り込む。寝台列車には何回か乗ったことがあるのだけれど夜行バスは初めてで、やはりうまく眠れるかが一番の心配。不安は的中で、われわれの後ろに座っているギャルたちのガールズトークはいつまでも終わらない。もちろん声を低くしてボソボソしゃべっているのだけど、逆にそのボソボソが気になる。3,900円という最安値(だと思う)の便を選択したため、バスも旧型というか座席と座席の間がとてつもなく狭く、本当にすぐ後ろで話されている感じがして落ちつかない。耳栓持ってきたかも・・・とバッグの中をゴソゴソ探してみるが見つからず、しょうがないから精神統一で雑音を追い払う。

やっとウトウトしだしたかと思ったとたんに、車内の電気がバチバチッと輝く。「え~これより15分のトイレ休憩です」と運転手さんの野太い声がマイクに乗って車内に響き渡る。「オイオイ勘弁してくれー」と思ったが、せっかくなのでインターで煙草休憩をとる。
金沢に着くまで、ウトウト・・・「え~休憩です」「オイオイ」が3セット。ほとんど眠れなかった。
6:30頃、金沢駅到着。降水量が多い金沢に来た観光客を優しく迎える傘の役割を果たす「もてなしドーム」と、藩政時代から盛んだった「能」に使われた「鼓」をイメージした木製の「鼓門」は2005年に完成して以来、金沢の顔。

眠い、あまりにも眠いので、栄養ドリンクを買いに駅のコンビに入ると、にぎりたておむすびが食べれるというイートインコーナーがあったので、軽く朝ごはん(280円)。それから栄養ドリンク飲んで(200円)、この後の計画を練るためにスタバでコーヒー(280円)。結局なんのかんのと1時間くらいスタバのテラスでボーっとする。というのも、着いたときはまばらだった学生の数がみるみるうちに増え、あらゆるバスがスクールバス状態になっていて、それに乗り込む気力がなかったからである。8時頃にやっと学生が少なくなったので、周遊バスフリーパス(500円)を買い、最初の目的地「兼六園」行きのバスに乗り込む。
日本三名園の一つである「兼六園」は、百万石の富を持つ加賀藩が作り上げた贅沢な空間。入園料は300円。下は、江戸2代将軍・徳川秀忠の娘・珠姫 が輿入れした際に、江戸から付いてきた300人のお供のために、作られた「江戸町」跡。今は土産屋、甘味処になっている。雰囲気にノッて、何年ぶりかにカキ氷でも食べてやろうかとも思ったが、すぐにバカバカしくなってやめる。 駅前で観光客から質問を受けていたバス会社の方は、「じっくり回ったら3時間くらい過ごせますよ」と言っていたが、われわれは30分くらいで退園。ムシムシ暑いし。なんといっても雪景色の金沢、なのかなぁと考える。
兼六園のすぐ隣にある金沢城公園。と言っても城はなく、三十間長屋や門が残るのみ。復元された五十間長屋は入館に300円かかるが、城に特別興味はないので、その周りをウロウロ。まだ時間が早いからか、あまり観光客はおらず、広々とした芝生を独り占め、である。
金沢城公園内にある、謎のリゾート空間。過剰に「金沢城らしさ」だとか「歴史の深み」を演出するのは「イヤらしいな」と思いつつも理解できるけど、これは一体・・・。こういうのを見て、外国の方々は「スーパーフラット!!」なぞと言い、日本のミクスチャーっぷりを喜ぶのだろうか。
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