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断片的、あまりに断片的な

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紀伊半島を巡る旅Ⅳ~熊野古道・白浜~

いよいよ熊野の山に分け入る2日目は、雨予報を裏切ってのハレ。朝食を食べて8:00に宿を後にし、紀伊勝浦駅からバスに乗って、熊野古道入り口へと向かう。バスのなかから眺めた山々は、まるでブロッコリーのようにもりもりとしたフォルムでせり立っている。しばし見とれ、そしてカメラを向けるが、その圧迫感は捕らえられなかった。金髪の外国人の青年がバスに乗っていて、こんなところまで1人で観光かぁ、渋いチョイスだなぁ、と思っていたら、熊野古道のだいぶ手前で降りていった。窓から辺りを見渡すと小学校がある。英語の先生だったのだろうか。
【8:20紀伊勝浦】・・・熊野交通バス・・・【8:44大門坂入口】(400円)

            
大門坂入口でバスを降り、迫りくる山々、田んぼや畑を見ながら民家の脇を通り、鳥居をくぐって、俗から聖への領域、熊野古道へと突入。一言で熊野古道といっても、さまざまなルートがあって、高野山から熊野本宮大社へと向かう所要3泊4日のコースや、伊勢神宮からのルートもある。われらが選んだのは、大門坂というほんの「さわり」を歩くコース。とはいえ、延々上りの石畳の道である。

ごちゃごちゃと固まっていたシルバー集団をひらりとかわし、歩けば、人っ子一人いない、シンとした山道。なにやらエロイ「性なる」木などを撮影しつつ歩く。私がネオナチに追われた、道。

だいたい30分ほど歩けば、広場に出てちょっと一息だが、そこからまた熊野那智大社への急な表参道をひたすら上らなければならない。こんな状況でも煙草が吸いたくなり、ちょうど切らしていたので土産物屋の店員に購入場所を尋ねると、自販機を案内される。タスポ未対応の自販機・・・。聖なる無法地帯。

熊野那智大社、那智山青岸渡寺、那智の滝などをまわって、茶屋で一服してから、またバスにのり紀伊勝浦駅へ。電車の時間までだいぶあったので、遊覧船にでも乗ろうと思ったが、タイミングが合わず、港をただブラブラと歩く。ホテル浦島に悪態をつきながら。漁がとっくに終わり、相変わらず観光客もいない、静かな静かな港で。
           
昼食は駅前の蕎麦屋でまぐろ丼。まぐろの肝(腸?)もいただく。普段ほとんどまぐろを食べないので、美味しかったけれど、特別おいしいかは、?。

まだまだ時間があったけれど、冴えない土産物屋に入る気にもならず、閑散とした駅のホームのベンチで電車を待つ。ある老夫婦が、チラチラとこちらの様子を伺いながら、ライバル心むき出しに、座席の確保をしようと前のめりになっていたけれど、そんな心配は無用も無用、のホーム。
【10:56那智の滝前】・・・熊野交通バス・・・【11:21紀伊勝浦駅】(600円)
【13:17紀伊勝浦】・・・特急くろしお24号・・・【14:33白浜】(2,900円)

          
白浜は大阪・京都の人が良く利用する温泉地、だという。東京人の伊豆、みたいなものか。実際に、千畳敷へと向かうバスに乗ったら、関西からやってきた女子8人グループが乗り込んできた。女の塊にげんなり、そしてぞっとしてしまう私は、男の理論に毒(?)されているのだろうか。たまらないよ、降りるバス停を間違えてギャーギャー騒いでいるのは。キャー、キレーと騒いでるのは。みんなと一緒だから大丈夫、からの傍若無人っぷりは。

めぼしを付けていた、これまた海を臨む絶景温泉があったのだけれど、きゃつらも行くと騒いでいたので、やめて、千畳敷へと向かう。きゃつらに左右されるのも、バカバカしい、あまりにバカバカしいのだけれど。
【14:43白浜駅】・・・明光バス・・・【15:20千畳敷】
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