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断片的、あまりに断片的な

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河口湖へ残暑お見舞い

 聞き飽きた、あるいは言い飽きたことかもしれないが、本当に毎日毎日暑い。こんなときは、たとえひとときの夢だろうと、どこか涼しい所に逃げてしまいたい・・・。というわけで(?)、「残暑見舞」という名のもとに、河口湖に住むJ師匠(以下、J師)の家に仲間たちと押しかける。

 2台の車で出発。高速道路はほとんどスムーズに流れ、あっという間に河口湖に着く。いったんJ師の家に挨拶に行ってから、河口湖の隣にある西湖近くの青木ヶ原樹海へと向かう。予定を立てていた人はあまりいなかったようで、私が行きたいと思っていたところにスンナリと行くことになった。とりあえず、樹海入口の「西湖コウモリ穴」へ。案内所で地図をもらい、目的地までのコースをシミュレーションすると、片道55分とのこと。仲間たちから「ブーブー」と激しいブーイングがおきるが、半ば強引に奴らを樹海に引きずり込む。
前半は非常に順調。平坦なハイキングコースといったところで、日差しは木々が遮ってくれているため快適に歩を進める。「これはもう余裕だなぁ・・・」といったリラックスムードになる一行。

1つ目の目的地、「竜宮洞穴」に到着。青木ヶ原樹海には、他にも洞穴や氷穴があるが、J師夫婦が口を揃えて「タダだから」とお勧めしてくれたのがここ。足場の悪い道を下っていくと、スーッと冷気が。地下水パワーによるクーラーで一同しばし涼をとる。

パシャパシャと写真撮影も終え、お次は、富士山を眺めるには最高という「紅葉台」をめざす。「台」というからにはそれなりに標高も高いということがわかりそうだが、呑気なわれわれには、まさか!の山登りがスタートしてしまった。それでも最初は余裕があったので、「近道だけど急ですよ」コースを採ることに。
ハーハーしながら登りやっと紅葉台に到着。グッタリ・・・。売店では朝採りいんげんが販売されていた。りっぱないんげんが40本程で100円という破格の値段だったので思わず購入。こういうのはやはり嬉しい。
気を取り直してまたまた写真撮影。ところで「大自然の美しい風景」ーー河口湖でいえば富士山に集約されるのだろうがーーを見に行こうというとき、あらかじめ写真で見たその風景を見に行くということがしばしばである。本や雑誌で何百回と見てきた「モナリザ」をルーブルに見に行くことと同じ。複製技術によって強化されるアウラ。よりありがたがれる「ホンモノ」。しかし、実際に「ホンモノ」を見に行くことは、目で見るだけとは違うし、むしろそこにいたるまでの過程が重要だったりするが。目的の場所までたどり着いてそこで風景を見ても、なんとなく気持ちがコケるというか、自分の期待が高すぎたなと思うことは良くある話。「なぁんだ、こんなもんか」ではなく、「あぁこんなにも私の富士山はイメージ的、あまりにイメージ的なんだな」ということ。  飲料の買出しをしてから、J師宅へ戻る。シャワーを順番に浴びながら、一同宴の準備や庭仕事をやる。生ゴミ埋めるための穴掘り、草刈、料理の準備。先回来たときにやった冬支度マキワリは、ちょうどこのときJ師がぎっくり腰だったためか、誰も話に出さなかった・・・。
紅葉台で買ってきたいんげん入りサラダ。そしてあとの全てはJ師のお手製。マッシュポテト、ハンバーグ、ししゃものスモーク、から揚げ。みんなたらふく食べて飲む。しかし、山の天気は変わりやすい。ゴロゴロと雷、J師の「来るぞ!」の合図を受け、危機一髪、降りだす前に屋内に移動。後はダラダラと飲む、飲む、そして飲む。飲みきれるかな?と思っていたアルコールをすっかり飲み尽くした。まだ12時だったし、みなまだまだ飲める様子だったけれど、酒がないんじゃぁしょうがない。近くにコンビニなどありはしないのだから、後は寝るだけ。
次の日は7時半起床。予報では雨だったのに、見事な晴れである。朝ごはんもたらふく食べる。大盛りご飯に、昨日の宴用にJ師が作ってくれていた豚汁を大きな碗でなみなみといただき、じゃこ大根おろし、トマト、きゅうり、ヨーグルト、桃、あとリクエストして、自家製紅しょうがもいただいた。なんだか、雑誌「サライ」の「私の自慢の朝ごはん」コーナーに出てきそうな充実した朝食である。そして、J師がここのところお気に入りという、果物のキング、ドリアンを食べるハメに。ほんのちょびっとヨーグルトに入れて食べたのだが・・・・・・2度目はないでしょう。
食後のコーヒーを飲みながら、本格的に本日の予定を相談。私が、温泉と神社に行きたいと言ったら、J師がいろいろとお勧めを教えてくれ、コースまで考えてくれ、また、ぎっくり腰なのにもかかわらず車で送ってくれることになった。出発前に、師のパートナーで陶芸家のKZさんの工房で、数々のユニークな作品を鑑賞する。左はアース・キューブシリーズの一つ。美しかったころの地球。まだ窯に収められていた、食い尽くされた地球、白骨化された地球も見せてもらう。「地球が白骨化しないためには?」というテーマで、今度県立の美術館にてインスタレーションする予定だとか。
(写真はKZさんのブログより拝借)
KZさんと別れの挨拶をして、出発。仲間の内の一人が、「美味しいジャムを買いたい」というので、途中、河口湖の湖畔にあるジャムを売っている場所に立ち寄る。思わず「昨日見たどの風景よりも、ここが一番良いかもしれない!」と私が言うと、後方からボソッとJ師の一言「コレ、絵葉書の風景だよ」。
それでは、「THE絵葉書の富士山」(右写真)をどうぞ。
お勧めの温泉「ふじやま温泉」まで送ってもらい、J師とお別れ。昨年11月にできたばかりの「ふじやま温泉」は、入湯料1,500円と少々お高いのだが、お風呂の種類も豊富だし(露天あり)、マッサージや岩盤浴(有料)、富士山を眺めながらくつろげるリラクゼーションルーム、仮眠所など充実したサービスが受けられ、1,500円でも充分元をとれる。そして何といっても見所は温浴棟の建築にある。伝統工法を駆使した釘を使わない梁組みで出来た、日本一の広さを誇る「純木造浴室」。木材はケヤキ、ヒノキ、マツが使用され、中心となる柱は樹齢200年以上といわれるケヤキ)。この後の予定もあるので、1時間ぐらい楽しんで温泉を後にする。
その後、「北口本宮浅間神社」まで暑い中を歩き続いて、やっとこさ神社前にたどり着いた私たちは、その入口に立った途端、「オオオオオーーー」と声をあげてしまった。J師から、「昔はこの神社が富士登山の入口だった」という説明を受けていたのだが、想像以上のスケールの大きさ。社伝によれば、110年、日本武尊(やまとたけるのみこと)が東方遠征の際に富士山を拝んだことに始まるという説や、垂仁天皇時代(紀元前69年~後70年)に、大噴火を恐れる人びとの心を静めるため、勅令で火山鎮護の神を祀ったとの説もある。現在の地に社殿が建てられたのは788年、現在ある本殿が建立されたのが1615年と、なかなか古い歴史のある神社なのだ。
どうしても富士吉田のうどんを食べなくては気がすまないわれわれは、時間を見計らい、浅間神社は3、40分と少し駆け足の見学になった。
そして、念願のうどん、である。富士吉田のうどん発祥の店とも言われる、「はなや」さんに行く。民家を改造した全席お座敷のお店で、扇風機の風をうけながらうどんを食す。なんだか、おばあちゃんちで食事しているかのよう。暑いのでみな迷わずざるうどんを頼む。並が350円なのに対し、大は2倍の700円。でも大を頼む。+30円で天玉付き。コシがあって力強いうどんにみな満足。

満腹となったところで、富士吉田の駅めざしまた歩く。26日に行われるという日本三大奇祭の一つ、火祭りの用意が通り全体でなされていた。2日間にわたり、普段の倍倍倍以上歩き回ったため、筋肉痛が懸念されたが、今のところまだなんの支障もない。
明日以降痛み出す可能性は否定できないのだが・・・。
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