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断片的、あまりに断片的な

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2009年のごあいさつの食

明けまして「おめでとう」などと、おいそれと言えないような事件が起きた年末でしたね。個人的な年末事件はなんといってもマックですがこれはあらかた金で解決のつくことですし自分のせいでありますから、極めて瑣末なことと言っていい。ある友人は年末に大変な局面を迎え今もちょっと心配です。年始出社したら、隣の席の同僚の奥さんが亡くなられ、向いの同僚の母が亡くなられたのを聞き、なんだか重い気分でスタートした2009年です。
年末は遅れていた翻訳作業をやりながら、いくつか忘年会をこなしました。例年より地味な感じがしたのは雰囲気にのまれたのでしょうか。なぜだか、幡ヶ谷のお店に良くいった年でした。ダンチュウの餃子特集で見て一度行ってみたいと思っていた餃子屋さん(私にはイマイチでした)、モンゴル料理バー(強烈な臭いとエロ話で盛り上がるせっまい店内で、ホーミーの会に誘われました)、そして中華料理好きを公言している私が連れて行かれたのは中華料理店、龍口酒家(要予約とのことですぞ)。
店主の気の向くままの料理が次から次へと「ストップ」をかけるまで運ばれ続けるので、さすがのわたくしもこの日ばかりはビール1杯と蟻酒1杯でのぞみまして、2人で計10料理食べつくしました。蟹やら肉やら魚やらもでますが、基本的に野菜料理が中心でスルスルスルスル食べてしまえる。というか、次何が出るのかな・・・という期待でついついストップをかけるのが遅れる・・・のです。さすがに帰ってから食べすぎでウンウンうなってベッドに横になってしまいましたけど、こんなことは何年ぶりだろうという感じです。夕食で、「飲みすぎ」ではなく食べすぎるとは!(左:黄ニラの炒め)

ここに行くと決まって思い出したのが、ある深夜のテレビ番組で見た中華料理店でした。そこも決してキレイとはいえないカウンターをはさんだ店主と相談しながら料理を決めていくというスタイルの店で、ナビゲイターの松任谷正隆氏がしきりと感嘆の声をあげているのが印象的でした。「中華 カウンター 松任谷正隆」でグーグルかけたらすぐに判明しました、萬来園。こちらは予算1人2万円とお高いですが、いつか行ってみたい。

正月も中華料理に限るのですが、今年はイタリアン。誰もだてまきも栗きんとんも黒豆も食べないので、うちの正月はオードブルをつまみながらのシャンパンです。お雑煮は食べるんですが、コレといったこだわりはなく、あるものをぶっこみます。よく「うちの雑煮は鶏肉と里芋と~」なんて話を耳にしたりしますが、我が家にはスタンダードがなく、その手の質問をされると答えに窮します。鰤だったり鴨だったり鶏だったり、にんじんだったり大根だったり、里芋だったり・・・。唯一欠かさず入っているのはいくらとほうれん草でしょうか。

とはいえ、そんなの他愛もないと思っていても意外と譲れないことってあるのだなぁと感じたのが、年末の@ファニーハウスでの鍋パーティでした。同じ「キムチ鍋」といえどもみなそれぞれの「キムチ鍋」があって、我がスタンダードキムチ鍋を主張する。それはそれで「異文化」として愉快なのですが、そこからどうみんなのキムチ鍋を作るか。具材はもとより、野菜の切り方、洗い方、調理法等々でさまざまで意見飛び交い、「ありえない」と言い、言われ、「鍋ってこんなに大変だったの!?」とだいぶ体力を奪われたのですけれど、ちょっと考えさせられましたね。他人の文化とどう関わっていくか、ということ。どうネゴシエーションするかということ。どう共生するかということ、私の文化も、あなたの文化もありながら。
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