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断片的、あまりに断片的な

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ノスタルジックなパン

先日の日曜日は、久しぶりに午前中から外出したっぷり太陽をあびる。用事を済ませてから、これまた久しぶりに昼の吉祥寺をぶらり。
 
噂はかねがねのおしゃれパン屋「ダンディゾン」に連れて行ってもらう。しかし、私というか我が家はパンを食さず(そしてバター品薄でもなんのダメージも食らわず)、なので「パン屋に連れてかれてもな・・・」とほぼひやかし。店内も、「ブティックですね、これは」という感じでショーケースにパンが宝石のように並べられていたり、左写真の用にスタイリッシュに陳列されておる。

見せ方としては面白いなぁとやっぱり思ってしまうわけだが、警戒心もある。そんな買う気のない私に連れが一つパンを買ってくれて、何時間かたったあとに「一口味見してみっか」とばかり「ムシャリ」と食べたのだけど、冷めていてしなしなになっていたにもかかわらず、旨かった・・・。これからご飯食べるよ、というときだったのに、「一口味見」といわず全部平らげてしまった。むむむ。

パンをあまり食べないというと、すぐすぐ「和食党」にさせられてしまうが、別にそうではない。ただ私の中でパンは強制的なもの。給食はもちろん、幼き頃はまずい蒸したパンをイヤと言うほど朝食で食べさせられたので(天然酵母のすっぱいやつね、そしてジャム等々は与えられないという)。今回のように旨いものもあると知っているのだが、どうも触手がのびない。

そんな経験を共有している同居人たちもパンを好まない。なのに、うちの母は最近よくパンを作っている・・・。当然誰も興味をむけないし、食べないのだが、彼女にとってパンを作るという行為は、子どもたちが目を真ん丸くしながらもパンを無理くり食べていた、あの頃へのノスタルジックな想いなのかもしれない、とも思うのだった、なんとなく。
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