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断片的、あまりに断片的な

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自転車に乗って

9月のとある日曜日の朝、母からメールがきて、目をこすりながら見ると「いま吉祥寺にいます」。だからなんなんだと思ってそのまま2度寝していると、30分後くらいに電話がかかってくる。眠いナァと思いながら、「吉祥寺にいるのがなんだっての?」と言うと、「アンタの自転車乗ってきたよ~。いま荻窪だからもうすぐ着くよ~」という。

実家に置いたままだった私の自転車を、自ら乗って中野区までやってきたのだった!なんというバイタリティ!!ちなみに一言もそんなこと頼んでいません。

雨が降ってきたし、場所がわかるか不安だったこともあって、傘を持って途中までブラブラと迎えに行く。15分歩いたところで発見したが、彼女は傘も携帯しており、「迎えなんて余計なことしてくれるな」とちょっと不満そう。自分だけの力で終点ファニー・ハウスまで来たかったようだ。
私の部屋で、麦茶を飲み、タバコを2服して彼女は帰っていった。
 
というわけで自転車で移動できるようになり。職場にもそれで行くことも増えたが、あまりに早く着きすぎるのも困ったものなのである。電車通勤から解放されたのはいいが、あの読書タイムを失ったのは痛い。そのぶん家で読めばいいのだが。

徒歩で通うときは音楽なり、英語なりを片道30分たっぷり聴きながら歩くが、自転車だとそれもままならず。中野坂上っていうだけあって、アップダウンが激しく、朝からゼーハーゼーハーやっているので音に集中できないので。便利なのは何か失ってしまうなぁ、というか、不便さがいろいろ創造(創意工夫)するのだ。
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