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断片的、あまりに断片的な

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物語

ある人と、愚痴が聞くに堪えない奴とそうでない人っているよねという話になり、そこからしばしユーモアの話になった。垂れ流し的愚痴は単なる感情の吐露であって、それもまたコミュニケーションの一つではあるが、その人との関係や状況、あるいは長さ(!)によっては極めて一方的なものでしかない。それを客観的に把握した上で、互いが共有できる「物語」として提供する/されるというのが会話の楽しみだ。それがユーモアというのではないかと。それはゲラゲラ笑うものだけとは限らない。過剰な怒りだったり悲しみだったり、理論整然と整えられたりすることだってあるだろう。それは「ウソ」を施しているというわけではなく。「物語化」(共有言説化)するには演出が必要ですから。それが弱いと、愚痴でも笑いでも何でも聞いててつらくなる。「で?で?で?で?」。相手が逆に「それは、こうこうこうで・・・」と物語化してくれる場合もあるが。かくいう私もしばしば助けられている。

いわゆる「ごはんブログ」と言われる類の、私生活垂れ流し的なものは、そこでの語りが演じられているか「リアル」かということとは関係なく、「物語化」が弱いということでしょう。それがおもしろがれるのは覗き見の欲望でしかないでしょう。だから、対面では「私」垂れ流し会話には我慢できずとも、ブログやネット上(文字)ならニヤニヤしてしまうのです。
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