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断片的、あまりに断片的な

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世界の終わりとなんとかかんとかバードランド

実は、昨日からそんな予感はしていた。ビチビチバチバチ・・・と遠くの方から何音かが聴こえてくる。ベランダに出て、おっかなびっくり竿竹にしがみつつ柵の上に登り辺りを見渡すが、曇り空ということもあって何もわからない。

次の日のこと。奴やらがやってきた、いっせいに。

渡り鳥さんたちである。ちょっとわかりずらいが、鳥さんの群れは別の電線には止まることはせず、同じ電線100メートルあまりにずっしりぎっしり固まっている。バチバチバチバチ・・・彼らの泣き声や羽音で辺りはうるさい。通行人も思わず空を見やる。震える。つい最近、玄関先で、ミミズに群がる蟻の群集を見た。小さきものたちの凝集、のゾッとするような恐ろしさ。

うちの近所は、鳥さんたちのお休みポイントとなっているようで、たびたびこのような場面に出くわす。初めて遭遇したのは、ある夏の日の早朝、午前5時頃。そんな時間に起きる私ではないのだが、妙なざわめきがうるさくて、思わず起きてしまった。なんだなんだとベランダに出ると、まさにうちのベランダの前の電線に鳥の群集。ビチビチバチバチ。このときはさらに向こうの、そのまた向こうの、さらにまた向こうの電線にもびっしり鳥さんが止まっており、なんだかこの世の終わりを感じた。動物が騒ぎ出すと不吉なことが起こるというのはよくよく聞かされる話であり・・・。

そのとき私はノアでしたよ、この危機に対峙しているのは、私と鳥さんたちしかいない。

と、思いながらベッドに戻ったのだが。

小さきものの凝集ではないですけどね、羽蟻がどこからともなくやってくる。一度に来るのではなくて、一匹退治したらまた次の一匹、それを退治するとまた一匹・・・。私は良く分からないが、この羽蟻たちの戦い方はなんと言えばいいのか・・・。部屋のどこかに巣でもあるのではないかと、また怯えている。だって、ここ1,2時間でもう6匹ほど退治したのである。

中学生の頃、台所に蟻が大量発生したことがある。まだ小学生だった隣のB-GIRLが一番初めにその状況を目の当たりにし、泣きながら父に電話した、という。本当にあたり一面、食器棚の中も、水まわりも、蟻の行列・・・であった。私の友人にも蟻退治を手伝わせた覚えがある。

と、書いてたらまた羽蟻がやってくる。恐ろしきは、団結する小さきものたち。
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