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断片的、あまりに断片的な

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ウツツつつ・・・

もうとっくに起きなくてはいけない時間だったのだけど、ベッドにいて、今見たばかりの死にまつわる夢をぼーっと思い返していた。会議室みたいなところで怯えているわれわれに、アメリカ兵がヘリコプターから爆弾投げつけてきて、「あーれー」という間に死後の世界で、そこは白い病院みたいな建物で、私は20人ほどの名前がリストアップされた紙を渡されて、そのうちの6人の夢に入り込んで最後の挨拶ができるといわれるが、その6人と夢の中で最後に何をしようと考えあぐねているのだった。そういえば、死んだときに横にいたのはなんであの男だったんだろう。その人のことが急に気になりだす、なんて展開はなく、それから場面が切り替わり、私がベッドで目を覚ますと、人の部屋でおじいちゃんの葬式をやっている。びっくり飛び起きて、もうとっくに死んだおじいちゃんの死を悲しんでいる。現実に戻ってからも悲しんでいて、ベッドからなかなか動けず、だけど動かねばならず、着る服も適当に選んで出社したら、緑のワンピース×赤タイツという12月初日にはからずもクリスマスカラーの装いであることを突っ込まれ、「断じてウキウキしているわけではない」と自己弁護しているのだった。仕事中は、明日はアレをしなければならないと考えて、時間は足りるのかと不安になり、そんな気のまま作業をしていると妙に眠くなってちょっぴりウトウトしていると、背後をドタバタウロウロノソノソと人が通って「もうちょっと落ち着いて仕事できんのかい」と怒りが込みあがっているところに、ある冊子のイラストを描いてくれという別の仕事の相談が舞い込み、話を訊くと本人は「アイデアが溢れてるんだ」などとはりきっていたが、私には「それ、イラスト必要あるんかい」といったズッコケてしまうような依頼ばかりで、この人ただ私と遊びたいだけなんじゃないかと思ったりする。その人には何度かいじわるしてきたからしぶしぶ引き受けたが、遠くから聞こえてくるその人のはりきり様に憂鬱になるし、ただひたすらめんどうくさそうで、やっぱり引き受けなければよかったと思いながらお昼にうなぎを食べに行くと、店では土瓶蒸しや刺身をつまみにビールやお酒を飲む人々がいて、これは土曜日だからではなくて、この店にはいつだってこんなゆるい人たちがいるのだけれど、しばらくすると近所のおばあちゃんがこの店で友人と待ち合わせだと言いながら入ってきて、お店の人が「何時に待ち合わせなの?」と訊くと「1時だ」といい、まだその時間までたっぷり1時間もあって、そんな会話を聞いているとこちらもなんともゆっくりとした気分になり、みんな「眠い眠い」と言いだし、20分後に出てくるうなぎを待ちながら眠ってしまうのだった。そこから今は起きてコーヒーを飲んでいる、とてもとても眠いので。
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