忍者ブログ

断片的、あまりに断片的な

Home > ブログ > Dance/Music/Art > ケチャ祭り

ケチャ祭り

行こうかどうかさんざん悩んだのだけど、今年もまた行ってしまいました、ケチャ祭り!映画『AKIRA』のサントラを手掛けた芸能山城組による、毎年恒例の夏祭りです。なんといっても無料なのがいい。

新宿三井ビル前の55広場(左写真がその上空。わたせせいぞう氏描くところの80年代アーバンナイトみたいですね)にて、毎年7月に4日間行われるこのお祭りは、連日昼から夜まで山城組がアレンジした各地の伝統音楽・芸能で楽しませてくれる。伝統芸能っていうと警戒なさる方もあろうし、さらには組織となればなにやらアヤシな噂も聞こえてきたりこなかったりします。ちなみに組頭山城祥二さんは科学者(=大橋力さん)です。

「芸能山城組は、芸能集団である以前に、遺伝子DNAに約束された人類本来のライフスタイルを模索し検証しようとする実験集団であり、文明批判の一拠点です。・・・山城組の文明批判の大きな特徴は、その対象とする西欧文明の最大の武器である先端科学を貪欲に摂取し、自家薬籠中のものとして、西欧近代それ自体の攻略に活用するところにあります」(山城組オフィシャルサイト上の声明文より)


まぁ、なにはともあれ無料で配布されているガラム吸いながらビール飲んで、ガムランの音に酔いしれ、「それっぽい」気分を味わうのもタマにはいいですよ。
 
しかし、演目のトリを飾るケチャよりガムランやジェゴクの演奏の方が見ごたえ聴きごたえあるのですよね。なんといってもケチャをやる上半身裸の日本人男性の身体がいけない。白ブヨという感じで、登場してきた途端、思わず噴出してしまう。イヤイヤ私だけじゃないですよ、連れも、後ろに座っていた若者たちも「オイオイオイ・・・」と。やはりダンスは身体そのもの、その動き、そしてその動きが意味することの3つが合わさったものであるからに、基盤となる身体そのものにリアリティが感じられないとツライ。ズレを戦略的に狙っているのはまた別ですが、コレはちょっとね・・・。あと顔がにやけてるというか、恥じらってるように見えるというか。そんなんじゃこっちもニヤニヤしちゃうよ。


山城組は『AKIRA』をはじめ、多くのオリジナル曲を持っているのに、「ケチャ祭り」ではほとんどやらない。良い曲もいっぱいあるので、やればいいのになぁと思うのですが、「タダ」ではオリジナルはやらないぜってことなんでしょうか。ここ5,6年毎年通っているが、演目が全く同じなんですよね(舞台準備中に流れるBGMも一緒!!)。
でも、多分来年も行くことになるでしょう。コレ見てから私の夏が始まる。

PR