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断片的、あまりに断片的な

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娯楽の本

●最近、就寝前にベッドでゴロゴロしながら読んでいるのは、中野図書館の「廃棄本ご自由におとり下さいコーナー」からいただいてきた、海外ミステリー。海外ミステリーといえば、クリスティとか、ドイルとか、ポーなどをずいぶん昔に読んだくらいで、まったく不慣れなジャンル。とはいえエラリー・クイーンの名前ぐらいは知っている(従兄弟同士の2人の連名だとは知らなかったが!)。

今書いている「顔とからだ」コラムに何かしらヒントになるかなぁとチラリと思いながら(?)、クイーンの『顔(face to face)』(1967)を読む。もちろん何のヒントにもならず。faceという4つのアルファベットからなる暗号のハナシ。これはニューヨークが舞台。

ジェフ・アボット『図書館の死体(do unto others)』(1994)はテキサスの田舎町が舞台とあって、被害者、数々の容疑者含めみな顔見知りのなか犯人探しが行われるのだが不思議とドロドロしてなくてユーモアたっぷり。サラ・デュナント『女性翻訳家(transgressions)』(1997)は、「ある日ヴァン・モリソンのCDがなくなった」というそそる出だし。ほんとうに、まったく最小限で最大限の娯楽である。

●実家に帰るとき続きが気になって、元祖隣人b-girlが買い揃えている、矢沢あいの『NANA』21巻と、惣領冬実『チェーザレ』6巻を買う。が、『NANA』なんて10分、15分で読み終えてしまうものなぁ・・・。漫画は好きだが、楽しむ時間と値段の兼ね合いを考えるなんて、ついつい野暮なことしてしまったりする。まぁ、だからこそ漫画喫茶が成立するわけだが(現在は異なる利用のされ方が多いのだけれど)。

●2月は、b-girlと父の誕生日の月であった。気が向いたら何か、ちょっとしたものを贈る。今年は本にした。b-girlには、チェーザレつながりで、塩野七生『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』と、雑誌の編集をやっているということで難波功士『創刊の社会史』。父には菊池成孔/大谷能生『東京大学のアルバート・アイラー 東大ジャズ講義録』を。b-girlは少し難色を示していた。父は買おうとしていた本だったとのこと。楽しもうが、内容が気に食わなかろうが、ともかく何かを体験してもらえる。読まずに本棚にしまわれてしまったらそうもいかないが、まぁそんなことはないだろうと思うから贈ったのである。

●中野駅付近で何か本を買おうと思ったが、適当な本屋が見当たらず。仕方なしに、それまで人が入っているのを見たことのない6畳あまりの小さな本屋に入る。文庫と、旅行雑誌と、あとなぞのビデオ(AVではないよ)が主の店。文庫はミステリー中心。あとは売れ筋。それは良いのだが、あまりにやる気のない棚であった。平積みもぐちゃぐちゃだし、同じ本が3~5冊棚に収められていたり、作家の並べ方もバラバラで非常にみずらい。わずかなスペースながらの工夫全くナシ。これでは客がこないのもうなずける。15分くらい考え込んで、向田邦子のエッセイ集を買ってみた。有名なれど、全く触れたことがない人。

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