プロフィール
HN:
生実umi “yorke”sato佐藤
性別:
女性
自己紹介:
東京経済大学大学院コミュニケーション学研究科博士課程単位取得退学
研究分野:身体文化 その他仕事:ファッショントレンドリサーチ、イラスト ★クリス・ロジェク著 渡辺潤・佐藤生実訳『カルチュラル・スタディーズを学ぶ人のために』(世界思想社2009)発売中。 何かございましたらumiyorke@hotmail.comまで 最新記事(12/28)
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断片的、あまりに断片的なdance,music & communicationPAGE | 1 2 3 4 5 6 | ADMIN | WRITE 2020.12.28 Mon 01:50:00 ようこそ、トップページですTOP PAGE PR 2011.05.10 Tue 12:43:02 サウンドデモ2011.5.7@渋谷![]() そして渋谷スクランブル交差点では右系・原発推進派が拡声器で抗議。「だいたいねぇ、皿回してチャラチャラしてねぇ、それでどうにかしようなんてねぇ、ふざけんなよバカ!!!」などと(「皿回す」って言ってたのにはちょっとウケた)。でもそれでは、「総括」に突き進んでしまうよ。 反原発のやつは電気使うなクーラーつけんな、だったら排気ガス・タバコはどうなん、こちとら洗剤使わないし精子を壊す(!)香水(akaアバクロデモ)つけてないしペースメーカー乱す携帯使ってねぇんだよ、なんだよお前のツラは目の毒なんだよ、はまた別の話。どうかオール・オア・ナッシングな二項対立図式に陥りませんことを。 こんなんなる前に反対しろよな祭りにのりやがってという(「僕はもっと前に知っていた」「私が先に好きだった」「私こそがふさわしい」)。ごもっとも!もう、おろかさを恥じるしかない。でもそんな、おろかなことをやめるのは、おろかなものたちでしかないのだ。 (右写真:ちょっとわかりずらいが、ゴスロリちゃんたちの姿も) 難波章浩(Hi-STANDARD)/YOSHIYA(RADIOTS)/チグリハーブ+高橋まこと(ex.BOφWY)+まどかまるこ+たぬ/ハ・ホンジン(from SEOUL)/藤波心(挨拶&歌)/ジンタらムータ+チンドン有志 【アピール(順不同)】 染谷ゆみ(TOKYO油田2017/再生可能エネルギー)/Misao Redwolf(NO NUKES! PEACE DEMO In Iwaki, FUKUSHIMA)/高田久代(グリーンピースジャパン/放射能海洋汚染調査について)/坂田昌子(虔十の会代表/上関状況報告)/福島瑞穂(社民党党首)/宮台真司(社会学者)/氏家芙由子(環境エネルギー政策研究所(ISEP))/伊藤麻紀(eシフト/6.11超巨大デモ) e-mura(RUB-A-DUB MARKET)/DIRECT IMPACT/YAHMAN(Tribal Connection)/大石始 feat.アクセル長尾(赤い疑惑)/DJ TASAKA/TOSHIO BING KAJIWARA/401(LIVErary / PHYTAMAR)/Sacari(viruses)/MAKOSSA 【LIVE】 LIKKLE MAI/KEN2-DSPECIAL/RUMI/RANGE & THE DIRTY HOSPITAL/ねたのよい/JUNXPUNX/フジロッ久(仮)/どついたるねん/パンクロッカー労働組合/The Happening/SUPER DUMB/ELEKTRO HUMANGEL/HIKO(ds. GAUZE)×日比谷カタン(gt.vo)UNIT/BAND OF ACCUSE(from福島) +反核JAM/RANKIN TAXI/RADIO MAROON ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ ECD 「Recording Report 反原発REMIX」 溶けたらしいぞ漏れてたらしいぞ 2011.05.03 Tue 17:25:31 5000万ドルの死俺はすべてだ、とそれは言う。・・・ ほとんど在ったことがありながら、永遠に在ることのないもの。一度も在ったことがないのに、永遠に在りつづけるであろうもの。それが俺様だ。俺は書かれることのなかった傑作だ。俺は無限の平方根だ。俺は片手でなされる拍手だ。俺は恐竜の身に起こったことだ。俺はアウシュビッツの釜だ。・・・・俺は匿名の通報者だ。キャプテン・キッドの秘宝だ。俺は原因なき出来事の原因だ。名前を持たぬ情報源だ。起訴されぬ共犯者だ。名もなき兵士だ。語られざる悲劇だ。墓標なき墓だ。ありえぬもの――それが俺様だ、謙虚に表現してな。俺は究極の目的なのだ。そして言うまでもなく、俺はお前である。俺はお前という存在の裏っ返しなのだ。俺はお前の伏せ札の中のエース(エース・イン・ザ・ホール)なのだ。・・・ さあ、やっちまえ、ダイナマイトだ。 ティム・オブライエン 『ニュークリア・エイジ』 トップページへ戻る 2011.04.17 Sun 23:04:06 震災とミステリー
2010.11.07 Sun 22:34:00 クラブ/ディスコ クラブ/ディスコについての原稿を書きながら、ネットで調べ物をしていたら、新宿のclub acidが10月に閉店したとのこと。2丁目近くのほんとうに小さなハコだったが、大学1年生のときに、ここで月1で行われていたあるパンク(というかロックというか、ヒップホップというか・・・)イベントの手伝いをしていたこともあり、感慨深く。私は、大学のメディア室でつぎはぎ編集した映像を流したり、新宿の駅前でチラシ配ったり、DJやオーガナイザーたちの恋ばなにフンフンいったり、イベントのだめっぷりにグチグチいってたぐらいですけれど。
先週いった2丁目のクラブのゲイナイトも、狭い空間に結構な人の入りだったなぁ。私も思わずマッチョポールダンサーにおひねり渡してしまった(っていうかパンツに刺したんだが・・・)くらいの熱気。お、音楽は・・・? トップページへ戻る 2010.10.28 Thu 01:28:30 調整 以前から、ブログの字が小さい小さいとクレームがあったので、最近の記事に関しては直しましたがいかがでしょう。
画像もズレを直したり、最近ようやっと大きく写真を載せる技を習得したので、イラスト関連の画像を大きくしたり、いらない画像を削ったり、さらにはあまりに長すぎな(あとあまりに身内的な)文章を削ったりしました。昔の文章は読み返すと、どうしようもないなぁと思うのも多いのですけれど、まぁそう思える方が良いのかも知れません。 トップページへ戻る 2010.10.26 Tue 00:40:02 渋ブラ、銀ブラ 日曜は、午前中に渋谷、夕方に新橋でちょっとづつ用事があって、なんともやりづらいスケジュールなのだが、作業道具を持って出かける。 渋谷での用事を終え、とりあえずその足でアップリンクに映画のチラシやイベントのフライヤーなんかを取りに行く。近くのカフェベローチェで薄いカフェオレを飲みつつ作業。途中で煮詰まって、フライヤーを眺め、NHKでやってるアジア・フィルム・フェスティバルに行くことに決める。1作品500円で見られるということで、『デリー6』(インド2009)を見る。まぁまぁまぁ、楽しめた。デリー内の宗教の対立、カースト制度などの問題を、主人公のNY生まれのインド人の青年が丸く収める、というご都合パターンではあるが(「他者」が感情移入しやすい視点)。しかしこのフェスの盛り上がりのなさは寂しいなー。NHKの宣伝がダメそうってことはわかるけれど。前日も、日本映画しか見ないという人と話していて、「だって、海外のことはわからないもの」と言われる・・・。嗚呼、情報社会って。 分かる(好きな・得意な)ものしか見ないというのは、分かる(好きな・得意)ものしか分かりえないということなのだけれど。分からなくたっていいというのだろうが、でもそうなるとその人がいう「分かる(面白さなりなんなり)」は、非常に狭いものでしかないと思わざるを得なくなって、聞いていられない。まぁ要は、「最高!」といわれて、「そんなこといわれたって信じられない」と思うということ。相対化していないから、相対化(ネチネチ)してしまうということ。そして、厭な感じになってしまうわけだが・・・。 NHK前のけやき通りでは、ロッカーっぽい兄さんから「毛皮反対」のチラシを受け取り、代々木公園で行われていたアースガーデンを一通り回って、数箇所でやっていたライブもちょっと見る(GAKUや梅津和時なんかも出ていたみたい)。チーク材で作られた食器や皿やカトラリーに魅了されるが、いまネットでそれらを見ても特になんとも思わない。でもしかし、この差を説明するのは難しく、そして課題。 アメリカでは今年の秋、このアバクロ臭に対してデモが行われたそうだ。なんでも香水に含まれている有害物質がラベルには表記されていなかったようで。「クリーンなエアーを返せ!」「精子の数が減る!」などと。こういうデモが行われるのはさすがだと思うけど、ユーモアじゃなきゃちょっときついね。車を壊して、喫煙者の顔に水ぶっかけてまわらなきゃならない。 ともかく、日曜の夕方の「クリーン」な雨の日の銀座。 トップページへ戻る 2010.10.24 Sun 23:27:01 チョコレート![]() out of your mind with happiness incredibly dumb, incredibly ugly to have die the one you await for all that you sign all that you sign and wait for out of your mind with whorishness
incredibly young, incredibly filthy oh to curse both your life and death oh to curse life, oh to curse life and death! chocolate makes you happy and it keeps you awake as you unbutton your top pants button bewildered by the pain oh oh oh xiu xiu "chocolate makes you happy" 2010.10.19 Tue 23:05:23 イケメン(的な)韓国人にファブリーズをかけられるなんなんだこの店は・・・と店内を見回して、なるほどなるほどと納得。東方神起のようなイケメン(的な)韓国人店員が揃っている。店の外では大雨にもかかわらず、入店待ちの女子がたむろしていた。あとで知ったのだが、この店はイケメン店員揃いで有名らしく、店員のファン同士の睨みのきかせあいもあるとかないとか。また近頃のK-POP人気を使わない手はなく、大久保の韓国人街全体でイケメン店員人気投票を行い、街の活性化がはかられているとかなんとか。 生しぼり系のフルーツサワーは、「店員のお兄さんが(もみもみ)しぼるよ!!」と、店内の黒板でアナウンス(「もみもみ」は著者による余計な強調)。隣の席の女子が、本当にデレデレと目を潤ませながら、東方神起がグレープフルーツをしぼる姿を嬉しそうに眺めていた。誕生日のサプライズサービスは、いろいろな飲食店でも行っているが、ここでは店内の電気を全て消し、ローソクがささったケーキを運び、東方神起が勢ぞろいして、韓国語でハッピーバースデーを歌い、花束を渡す。そして、黄色い悲鳴。 始終騒がしくて落ち着かない店だったが、料理は思っていたよりも美味しく、しかもかなりコストパフォーマンスが良く、あれこれ食べてビール飲んで、マッコリ飲んで、1人2,500円程のお会計。帰りは、店の外で東方神起がファブリーズを持ってお見送り。「ファブリーズやりますか?」「ハイッ!!」。そして東方神起が私のからだじゅうにファブリーズをふきかけ、私もちょっとデレッ。なんて安上がりなんだろう!! 以前友人に連れて行かれた大久保の別の韓国料理屋さんも、客は女子ばかりだった。その店は、専属の占い師さんがタダで占いをしてくれる、というわけで。飲食店が飽和状態にあるなか、もうこうしたサービスで差別化していくほかないのだろう。とくに若者が、酒を飲まなくなっている(らしい)時代にあっては。 こういう仕事してどういう気持ちなんだろうと、男たちは女子のトラウマなんかを探りたがるのかもしれないが、実にあっけらかんとしたものなのだと思う。メイド喫茶にしかり、キャバクラにしかり。あっけらかんとして欲しくない、と思うからこそ傷を探すのだろうが。 デレデレした男たちを観察しに、ぜひ「こなつ」に足を運ぼうと思っている。メイド喫茶でのデレデレはこの夏確認してきたが、黒ひげ危機一髪ゲームをやったり、カードゲームやったり、(失われた青春の!?)女子との戯れを取り戻したいのだなぁ、というのが率直な感想だった。「萌え萌えビーム!!」や「ニャンニャン」を一緒にやらされ、私にとっては辱めにあった1時間であったけど。 トップページへ戻る 2010.10.18 Mon 22:23:22 佐久での学会/観光 余暇学会発表で長野の佐久に初めて行ってまいりました。「安・近・短」の余暇が求められている不況下の、「高・遠・長」フェスについての発表、いろいろご意見賜りました。 宴会では名物の鯉をいただき、とある先生が裏山で採ってきたという松茸をいただき、二次会、そして今回も図々しく泊めていただいた地元の先生のお宅で三次会と続き、すっかり満腹中枢はバカになり、ずーっと何かしら食べておりました。次の日は遠足で、昼食はバイキングだったのでまたも食べすぎ。龍雲寺、上田城、海野宿、小諸懐古園とまわりました。発表というよりも、観光に行ったというかんじの学会でございました。 帰ってきてから、宿泊させていただいた先生にお菓子を送ったのですが、瞬時にお礼ができる「速い」時代にあって、物を送るという「遅さ」が気になってしょうがありません。おそらく明日、あさってあたりに届くのだろうとは思いますが、「アイツ、礼もないなんて・・・」と思ってるんじゃなかろうかと。 (写真は、学会の会場となった信州短期大学裏にある野原。右側の白い点々は、とある先生が飼っているヤギたちです) トップページへ戻る 2010.10.06 Wed 01:19:16 ファッションのおかしみ7――CLASSY2010年11月号特集:独りよがりのファッションじゃ愛されない 誰かのためにオシャレをする幸せ 【誰かのためにオシャレをする幸せ】
それは男のコが喜ぶことだけを考えて必死にコーディネートする、いわゆる「モテ服」ではありません。・・・略・・・
たしかに私たちクラッシィ世代はオシャレが一番楽しい時期でもあるけれど、自分勝手が許される年齢でもありません。 付き合っている彼、オフィスの同僚、家族・・・、そんな、周りにいる人たちのことを考えるオシャレこそ大人のオシャレ。
『他者を幸福にすることが、一番確かな幸せである』という言葉がありますが、大切な人が心地よく、そして安心できる服選びは、必ず自分の幸せにも繋がるはず。
【男たちの座談会(28歳~30歳会社員たち)】 「派手すぎるのは引いちゃうかも。柄ワンピースに先の尖ったハイヒールとか(笑)」
「あぁ、たしかに・・・キラキラの服とか、じゃらじゃらのアクセサリーとか、ごてごてのネイルとか」
「普通にキレイにしてくれれば。それだけでオシャレだと思ってしまうものなんだけどな」
「女のコのおしゃれって男には分かりにくいよな。・・・男目線的には、「え、なんのためにそれ着ちゃうの?」って感覚はあるよ」
「・・・女のコが、俺でも分かるオシャレだなって思う服を着てくれたら、ちゃんと自分のことを意識してくれてる気がして嬉しい」
【女たちより】 「気ままなオシャレは十分に楽しんできたからそろそろ着たいのは彼のための大人の装い」
「誰から見ても彼の特別な人だと分かる、自慢のフェアレディでいたい。今は、そんな幸せな気持ちでいます」
トップページへ戻る 2010.10.05 Tue 22:39:45 シャル・ウィ・ダンスの夜途中まで書いてほっぽいておいた記事がいくつもあって、古い話が続きますが、すみません。
私は知人に「この一番良いテーブルを占領するなんて、あんたの伯母さん、ダンススクールでかなりの権力者なんじゃ・・・」と、ダンススクール内の女たちの力関係を想像しつつ尋ねたら、「いやぁ、単純に金でしょう。この席高いから」と返される。ホテルのホールで、コース料理もあり、ビンゴ大会もあり、ちょっと有名なゲストダンサーのダンスもありの5時間に及ぶてんこもりの内容のこの発表会、チケット代は1人1万円はくだらないはずだ。親戚や見ず知らずの私でさえご招待している伯母さんは、この発表会で3分ほど踊るために、10万円以上支払ったことになる。嗚呼、発表会文化ナリ。
それはともかく、なぜ私がプレゼンターなのだろう。見知らぬ人にいきなり渡されても謎なだけだと思うのだが・・・なんともかんとも。しかし、親戚一同からの命とあれば逆らえず、「あー変、こんなの変、すっごく変」と思いながら花束を渡したのだった。そのあと喫煙所でタバコを吸っていたら、「ねぇ、あの男の人とどういう関係?」と、オバ様方からのさっそくの詰問である。 ただし、そのオバ様たちを誘う大学ダンスサークルの学生たちは、いかにも真面目そうな雰囲気。この年代にはあまりにも健全ないかがわしさでしかないのだ。ただ、「あの男(コ)はけっこう今っぽい感じだなぁ」と思って眺めていた学生は、学生ダンサーであることのしるしである胸元のバッチを、1人ズボンのポケットの横につけていて、他学生との差異化を図っていた。ちなみに私は誘われずで、ちょっとぶーぶー言っていたら(誘われても踊れないけれど)、「そんな一番前で、腕組みしてフロアを睨みつけてる人にチャレンジする奴いないだろう・・・」と言われる。 しかし、ぎょっとするからだもあった。なぜその衣装を選んだんだ!!と叫ばずにはいられない、腹部だけメッシュ仕様になったドレスをお召しの方がいて、メッシュの内側で何重にもよじれた腹部をフルフルと晒していた。「私はそれでもかまわないのよ!!いいじゃない、こんなおなかだって!!」というメタメッセージが読めなかったので、事故としかとらえられず、目の前でフルフルやられたときは思わず目をそらしてしまった。 ともかく、パッケージ化された発表会の最たるを見学させていただいた貴重な一日だった。来年も誘ってくれるらしいけれど、その代わり私も踊ることが命ぜられている・・・。 トップページへ戻る 2010.09.30 Thu 23:31:01 9月30日の宣言 ああ、あと数十分で9月が終わる・・・。もちろん煙草値上げを憂いているのである。当然、カートン買いは考えたが、これからも長い付き合いになるのだから(って言い切るのもどうかと思うが)、ジタバタしても仕方がないと、特に買いだめはせず。などと、職場の喫煙所で高らかと宣言したら、「よっ、ウミちゃん、男らしい!」と賞賛される。なんだかね・・・。 2010.09.29 Wed 01:01:24 コレクター![]() 「・・・モノを集めることに尋常でない執着を見出すということのうちには、また格別の意味がこめられている。対象が人ではなくモノであるという事実に対しては、いうまでもなく、自分の意のままになるものを相手とすることで、退行的な安心感が得られるから、という説明が成り立つだろう。・・・ しかし集めるという行為は、ポジティヴに見れば、確かに自己所有への強迫観念とみなせるのだが、ネガティヴに見ると、その特定のモノがもともと置かれていた関係の剥奪という意味をもっている。モノを自分の下に集めるというのは、そのモノが本来何々のためにあるという、共同社会の了解のシステムを断ち切ることである。 あらゆるモノは、まったく何の役にも立たない路傍の石ころも含めて、人間のまなざしにとらえられて初めて、「あるモノ」なのであって、それは、必ず人間の共同的な意識の体系の中で、ある位置を与えられている。自分の下に「集める」ことは、個々のものがそのようにして与えられている人間的・共同的な意味を拒否することである」 小浜逸郎 『男はどこにいるのか』 トップページへ戻る 2010.09.28 Tue 00:13:56 笑昨年も人力舎の芸人が優勝したこともあって、2年連続人力舎が勝つかなぁと、業界の政治のことを考えてあまり期待はしていなかったのだけれど、人力舎のキング・オブ・コメディが結局勝ちました(これもまた、去年島田紳助が人力舎芸人殴った事件がからんでるとかなんとかという話もあるけれど、まぁこういうのは必ず出るし、そういうこともあるのかも知れんし、所詮テレビ番組はそういうことから無縁ではありえないのですし、どっちでもいいですが)。もう最後、キング・オブ・コメディが勝つか負けるかの勝負のコントをやってたときは、こっちが緊張しすぎて、逆に笑えず。あああああ、やっぱり噛んだよ~と。こういうとき、野球ファンとかの気持ちがわかる。ごひいきがあるが故の嬉しさと、悔しさ。 ただ一番面白かったのは、ジャルジャル(吉本)の「おばは~ん」とずっといい続けるやつ。ミニマルミュージックっぽく、じわじわと聴き続けていくことで興奮していくという。オウテカの名曲を思い出した。 言葉一つで、笑う/しらけると世界が変わる、そこが醍醐味。 結局ライブで見終わっても、ネットにアップされた動画で確認したりしてしまった、アセアセの週末。 会場には託児所もあって、赤子たちがギャーギャー泣いていた。親たちは会場でゲラゲラ笑っているのにねぇ。 トップページへ戻る 2010.09.26 Sun 22:00:29 レジャー・スタディーズ論文執筆者は6人で、その全論文を説明するのはなかなか気を使った。オーディエンスがちょっと少なかったのと、みんなわりと「キョトン」顔だったのが(これは私のせいだが)残念。 まだまだ議論が不十分であり、なんとか形にしたという面はぬぐいされないのだが、お得なワンコイン500円で販売していますので、興味がある人はぜひご連絡を。ちなみに表紙デザインは私が担当させていただいた。 日本余暇学会・余暇学再編プロジェクト編 『レジャー・スタディーズ―余暇研究の転回―』 ■余暇善用論の系譜―余暇とイデオロギー (薗田碩哉) ■休むことへの寛容―余暇と権力 (山田貴史) ■社会の中の排除機能―余暇と公共圏 (加藤裕康) ■「自然余暇」の生成と危うさ―余暇とエコロジー (高橋進) ■対立から共同へ―余暇とジェンダー (佐藤生実) ■境界を越えて―余暇とグローバリゼーション (宮入恭平) トップページへ戻る 2010.09.22 Wed 00:27:52 『乳と卵』と生理と卵「わたしは風呂場に行って服を脱いで、パンツについたナプキンを剥がしてじっと見た、血はほとんどついてなく、ティッシュにくるんでから、新しいのを装着してすぐにはけるようにしてバスタオルのうえに置き、浴室に入って熱い湯を浴びた」 「・・・ああ汚したの、めんどい、洗濯の準備、めんどいなあ、風呂場にもって行って水に浸けるの、めんどい、なのでパンツの輪から足を抜いて、抗生物質を定期的に飲んでると体臭がなくなるという話はほんまかな、を思い出してなんとなく臭いを嗅いでみた。そしてそれをまるめてティッシュに包んでから足元に置き、新たにティッシュを手にとっていい具合に四角に畳んで濡れぬよう血を吸うように、指でちょっと押し込み気味に股に挟んで、挟まったままの体勢で丸めたパンツを台所の燃えるゴミ袋まで行って底のほうに捨て、それからたんすのところまで行って生理用の股部のしっかりしたパンツを探して、持って、トイレに戻ってナプキンを棚の上の箱の中から取り出して、股のティッシュを便器に捨てて、ビニルをひっぱりめくって装着してそれをはいた」 セックスの描写は氾濫しているが、生理時の所作、というのは珍しいのではなかろうか。「生理時の血は湯で洗ったら固まってしまうので水で洗わなければならない」って知ってますか。 会話のない母娘。娘の言葉は、ノートに書き付けられた言葉。そして、豊胸手術をしようとする母。そして娘は書き付ける。 「あたしにのませてなくなった母乳んとこに、ちゃうもんを切って入れてもっかいそれをふくらますんか、生むまえにもどすってことなんか、ほんだら生まなんだらよかったやん、お母さんの人生は、あたしを生まなんだらよかったやんか、みんなが生まれてこんかったら、なんも問題はないように思える、うれしいも悲しいも、何もかもがもとからないのだもの。卵子と精子があるのはその人のせいじゃなけれど、そしたら卵子と精子、みんながもうそれを合わせることをやめたらええと思う」 そして卵を投げつける。 エディプスコンプレックスなんていうけれど、娘は母が女である事実にぞっとし、不安になるのです。結局、男にはかなわいんじゃないかと。特に日本ではそうなのかな、普段父母はラブラブではないからに、あたかも母は無性で、父という男に奪われていないと思っているからに。 トップページへ戻る 2010.09.21 Tue 00:48:39 紀伊半島をめぐる旅Ⅴ~白浜・大阪、そして新宿~ 計画していた温泉をパスして、白浜の千畳敷へ。長年の海の侵食によって削られた白い砂岩は、例によって数々の落書き――というか落「彫り」――でいっぱいだった。おなじみのアイアイ傘も・・・。確かにここも、僕らの「セカイ」にうってつけなのだが。はかなく無根拠の僕らのセカイを、世界にゴリゴリ書き付ける。千畳敷で30分くらい遊んだあと、やはり温泉に入りたくなって、近くの日帰り温泉に寄る。私たちのほかに客は、アラフォー娘と母の2人。娘が母に悪態つき、説教をし続けるのを聞きながら、白浜を臨む露天風呂につかる。そして、ビール。 まだまだ時間があったので、三段壁洞窟に行くが、洞窟へと下るエレベーターの営業は既に終わっており、その付近を適当にブラブラする。ここも自殺の名所らしい。 この近くから、大阪行きの高速バスに乗る予定だったため、バス停に移動したのだが、着いてみるとごくごく普通(イヤ、もっと貧弱)のバス停で、なかなか不安にさせられた。はす向かいには、すでに閉鎖されたであろう、観光(文化)センターとおぼしき廃れた建物。入り口付近に植えられた椰子の木風な植物たちと、いやにポップな看板だけが、時代から取り残されてそこに、あった。 不安をよそにバスは定刻どおりきちんとやってきた。ここから3時間半かけて大阪へと。 【17:18三段壁】・・・白浜エクスプレス・・・【20:59大阪駅】(2,700円) 大阪駅に着いた私たちは、なんだか浦島太郎のような気分になった。たった2日間だったけれど、ほとんど人に会わず、ゆったりとした時間に身をおいていたため、セカセカした都会にドギマギしてしまう。B-GIRLは初大阪だったので、あれこれ見たいところもあったようだが(食い道楽のカニとか・・・)、なんだか気疲れしてしまい、早々と夕食の場所を探す。 まだ開いていたファッションビル内で歯磨きをして、24時前に深夜バスに乗り込む。初の3列シートでかなりゆったりした座席だったし、疲れているということもあってぐっすり眠る。 【23:45大阪梅田】・・・海部観光・・・【6:30新宿西口】(3,300円) 8:30頃その店を出て、近くの韓国料理屋で朝ごはん。ビビンバを注文したのだが、朝っぱらから例の無料で出されるツマミ類――キムチやナムル――がいくつか運ばれてきた。朝からこれかーーと思いつつ、何も手をつけないのも悪かろうと思って、そしておなかがすいていたこともあって、キムチは遠慮したが、椎茸のナムルを食べてみる。椎茸は唯一私の嫌いな食材であったのだけれど・・・・・・。しかし、美味しかった。結局全部食べてしまい、そしてその2,3日後に自ら椎茸ナムルを作ることになるのだった(しかし、どんこは今でも嫌いです)。 そしてそのまま何食わぬ顔で職場へと向かい、夜はライブへと。熊野でのあの時間が嘘のようだ。B-GIRLも最近めでたく職が決まったが、早速の深夜までの過重労働である。B-GIRLにとってこんな旅ができるのは、今度仕事を辞めたとき、かもしれない。 トップページへ戻る 2010.09.16 Thu 00:58:18 パンクロックの伝説 パティ・スミス2002フジロックではヒロシマナガサキ原爆への謝罪をしたというエピソードが有名ですが、謝罪と音楽(アート)の境界線上での言葉に、人は引き付けられるのだろうと思う。 ちなみに私にとってパティといえば、彼女のCDもいくつか持っているのですが、印象深いのは、R.E.M.とやっているE-bow the letter。私のALL TIME ベスト30、には入るかな? ↓の映像を久しぶりに見たが、マイケル色っぽいですね。色気は重要です。異性に対しての、というわけでなくて。 トップページへ戻る 2010.09.15 Wed 23:30:22 紀伊半島を巡る旅Ⅳ~熊野古道・白浜~ いよいよ熊野の山に分け入る2日目は、雨予報を裏切ってのハレ。朝食を食べて8:00に宿を後にし、紀伊勝浦駅からバスに乗って、熊野古道入り口へと向かう。バスのなかから眺めた山々は、まるでブロッコリーのようにもりもりとしたフォルムでせり立っている。しばし見とれ、そしてカメラを向けるが、その圧迫感は捕らえられなかった。金髪の外国人の青年がバスに乗っていて、こんなところまで1人で観光かぁ、渋いチョイスだなぁ、と思っていたら、熊野古道のだいぶ手前で降りていった。窓から辺りを見渡すと小学校がある。英語の先生だったのだろうか。 【8:20紀伊勝浦】・・・熊野交通バス・・・【8:44大門坂入口】(400円) ごちゃごちゃと固まっていたシルバー集団をひらりとかわし、歩けば、人っ子一人いない、シンとした山道。なにやらエロイ「性なる」木などを撮影しつつ歩く。私がネオナチに追われた、道。 だいたい30分ほど歩けば、広場に出てちょっと一息だが、そこからまた熊野那智大社への急な表参道をひたすら上らなければならない。こんな状況でも煙草が吸いたくなり、ちょうど切らしていたので土産物屋の店員に購入場所を尋ねると、自販機を案内される。タスポ未対応の自販機・・・。聖なる無法地帯。 昼食は駅前の蕎麦屋でまぐろ丼。まぐろの肝(腸?)もいただく。普段ほとんどまぐろを食べないので、美味しかったけれど、特別おいしいかは、?。 まだまだ時間があったけれど、冴えない土産物屋に入る気にもならず、閑散とした駅のホームのベンチで電車を待つ。ある老夫婦が、チラチラとこちらの様子を伺いながら、ライバル心むき出しに、座席の確保をしようと前のめりになっていたけれど、そんな心配は無用も無用、のホーム。 【10:56那智の滝前】・・・熊野交通バス・・・【11:21紀伊勝浦駅】(600円) 【13:17紀伊勝浦】・・・特急くろしお24号・・・【14:33白浜】(2,900円) 【14:43白浜駅】・・・明光バス・・・【15:20千畳敷】 トップページへ戻る 2010.09.08 Wed 00:50:36 女友達
答弁8 通俗心理学を援用するなら、あなたがそれほど同性愛の話題を嫌がるのは、同性愛のファンタジーを楽しんでいた過去を抑圧してるからってことになるんだろうけど。わたしのことを言えば、あなたが思うほどノスタルジーに囚われてるつもりじゃないのよ。確かにあなたとわたしを結んでるのは主に、高校時代から二十代前半にかけての思い出だけど。今や同じ家に住んでいても顔を合わせることはあんまりなくって、フロッピーの遣り取りがコミュニケーションの手段なんだものね。あなたに昔に戻ってほしいのかどうか、わたし自身にもよくわからないの。今さら人とファンタジーの交換をしたってそう楽しいとは思えないし。ただ、「言いたいことを言え」っていうことばに甘えさせてもらうと、あんなに楽しんだ昔のことをなかったかのようにしているあなたを〈裏切り者〉って、ちょっと思わないでもないです。 松浦理英子 『裏ヴァージョン』 2010.09.06 Mon 22:24:15 紀伊半島を巡る旅Ⅲ~伊勢・紀伊勝浦~ 怠惰なくせに、きっちりしたいという気もあり、旅行記は完成させないといけないと思うのです。 2010.06.28 Mon 23:39:57 テンプレート変更予定 いろいろと気に食わないことがあり、やはりシンプルなものが一番という思いもあり、ブラウザによってあまりにも見え方が違うのが気になっていたので、テンプレートを思い切って変更します。しばらくは、写真がずれたりと汚い画面になることご了承下さい。
それにしても、あまりいいテンプレートがないなぁ・・・。もっともっとそっけなくて良いのに・・・。自分で作ればよいのですがね。 2010.06.24 Thu 23:54:06 紀伊半島を巡る旅Ⅱ~名古屋・伊勢~![]() せっかく行くのだから色々と見て回りたいのはやまやまだったが、制限時間2日間で紀伊半島を一周するとなると、電車の本数もあまりないということもあり、時刻表に合わせてスケジュールを組まざるを得なかった。まず移動があって、接続などで空いた時間に観光を埋め込んでいく、そんな感じで、中上健次の生誕地である新宮へ行きたいという当初の私の希望も、スケジュール担当者B-GIRLにあっさりとリジェクトされた。そんな5月下旬の駆け足の旅は、夜行バスから始まる。 【23:50新宿西口】→ツアーバス(アミイファクト)→【5:30名古屋駅周辺】(2,800円) 客がほとんどいない店内では、昨夜沼津から名古屋へと戦場を移したばかりのキャバクラ嬢と、名古屋界隈のキャバクラのホールとして働き、キャバクラ/クラブ(飲み屋の方である)事情に詳しく、彼女のように名古屋に流れ着いたキャバクラ嬢の世話をこれまで幾度とやってきたらしい、胡散臭げな男が大きな声で話をしていた。今年の3月に歌舞伎町では、給与未払い・厳しい罰則・セクハラなどを訴える「キャバ嬢デモ」が行われたが、そのキャバ嬢も煮え湯を飲まされた過去があるらしく、熱心に男に相談をしていたが、その男が信用できるのかはわからない。名古屋に数あるキャバクラ/クラブ街の勢力図、家賃事情など、彼らの会話がこの旅での唯一の名古屋体験だった。 スケジュールどおり、7:11発の松坂行きに乗り込み、最初の目的地である伊勢市駅へと向かう。通勤・通学人で混み合った車内で、地元の高校生たちのゆっくりとした名古屋弁での会話を子守唄に、しばしまどろむ。 【7:11近鉄名古屋駅】→近鉄名古屋線→【8:25伊勢中川駅】→近鉄山田線→【8:48伊勢市】(1,410円) 「この伊勢で居た間中、私が考えつづけ、自分がまるで写真機のフィルムであるように感光しようと思ったのは、日本的自然の枠でもある神道と天皇のことだった。いや、ここでは、乱暴に言葉を使って、右翼と言ってみる。伊勢市にはいり、模造花をたくさんつけて走り廻るバスやタレ幕のことごとくが、神社に関する事ばかりだったのを見て、私は突飛な発想かも知れぬが、この日本の小説家のすべての根は、右翼の感情にもとづいていると思ったのだった。現実政治や団体としての「右翼」ではなく、そのまま何の手も加えないなら文化の統(すめ)らぎであるという天皇に収斂されてしまう感性の事である」(中上健次『紀州―木の国・根の国物語』) そのおかげ横丁内の飲食店で、名物伊勢うどんを食す。たまり醤油に少々だし汁などを入れた濃いつゆの中に、全くコシのない太い麺が入っている。徹底的に柔らかくするため、なんと麺は1時間ほど茹でるのだそうだ。この柔らかさの由来は、「伊勢参りに引っ切り無しに来る参拝客にすぐ提供できるよううどんを常に茹で続けなければ間に合わなかった為」説が有力らしい。茹で置きせざるをえないから、いっそのこと「柔らかさ」をスタンダードにしてしまえ!ということだろうか。まずくはなかったが、気分はまるで病人、である。 2010.06.22 Tue 13:51:53 紀伊半島を巡る旅Ⅰ~プロローグ~ 私が実家に出戻り、カオス状態になっていた部屋を片付けてやっと生活が落ちつき始めた頃、24時間働くリゲイン女で朝も夜もほとんど顔を合わせることのなかった隣のB-GIRLが、なぜだか何日も家にいる。晩御飯を用意したり、私の洗濯物をたたんでいたりして気味が悪かったが、ろくに休暇も取れず家に帰れずに何年も働きづめだったから、これぐらいの休みはまぁ当然だろうと思ったし、何とはなしに理由を尋ねても、Bは曖昧な答えを返すだけだった。Bが会社を辞めたとはっきりと知ったのは、彼女が洗濯物をたたみ始めてからずいぶんたっていた。 そんな久しぶりに時間もでき、確定申告で数十万円戻ってきたBが、本格的に次の職探しに取り掛かる前に、どこか旅行に行きたいと言ってきた。いろいろと作業が立て込んでいる時期であり、2,3日といえど何もできないのは後で泣きを見ることになるだろうなぁ、とわかっていながらも、その誘いに乗ることにした(そして帰ってきてから、実際泣いた)。 というわけで、行き先はとりあえず熊野古道という、なんとも漠然としたものに決まった。もろもろの計画は時間のあるBにまかせたが、海と山に挟まれてわずかに平地があるだけの熊野一帯は、アクセスが非常に悪い。来た道を戻るか、半島を一周するしかないのである。名古屋から入り、大阪に抜けることにした。
「半島とはどこでもそうであるように、冷や飯を食わされ、厄介者扱いにされてきたところでもある。理由は簡単である。そこが、まさに半島である故。
紀伊半島の紀州を旅しながら、半島の意味を考えた。朝鮮、アジア、スペイン、なにやら共通するものがある。アフリカ、ラテンアメリカしかり。それを半島的状況と言ってみる」(中上健次『紀州ー木の国・根の国物語』)
ところで、旅に出る前日におかしな、そして恐ろしい夢を見た。私はなぜかネオナチに追われる身で、山の中を逃げ回っている。そこは熊野である。きゃつらは小型ヘリに乗り込み空から私を探している。突如頭上にヘリの「ドドドドドドド・・・」という音が響き渡って慌てて身を隠したり、ある民家で一息つかせてもらっているところに、二階の窓から爆弾を放り込まれ命からがら脱出したりなど、ハリウッドさながらの逃亡劇を繰り広げていたが、ついに前後からネオナチのヘリに挟みこまれてしまう。そこで死にたくない私は右手を挙げて、「ハイルヒットラー!」と言ったのだ!!あまりの、自分の恐ろしさに、飛び起きる。しばし心臓がドクドクと鳴る。
ところで、舞台が熊野というのはわかるが、ネオナチは何なんだろうと考えていた。「前の日に『アドルフに告ぐ』でも読んだんじゃない?」と言われるが、そんな事実はない。知り合いにこの夢の話を何度もし、「ネオナチ、ネオナチ」と繰り返しているうちに、やっと気がついた。そう、熊野の地名の一つ、「那智」である。なんとも単純で、恐ろしい変換をしてくれる、夢って奴は。 トップページへ戻る |